先日
娘たちとぶらりお散歩♪
白金台にある松岡美術館へ
お邪魔しました。
プラチナ通りから
少し中に入ったところにある
とても素敵な美術館です
初代館長であり
美術館の創設者である
松岡清次郎氏は
貿易商から身を起こし
多彩な事業を手掛けて財を成し
若いころから書画骨董を愛して
約半世紀をかけて
一大コレクションを築かれたそうです。
「優れた美術品は一般に公開し
一人でも多くの美術を愛する人に
楽しんでいただこう」と
昭和50年に設立なさったことで
この日わたし達親子も
有意義な時間を過ごすことができました♪
入館料は
大人1200円
高校生以下は無料です。
館内の撮影は
許可のあるものと
そうでないものがありますので
許可されたものだけ
撮らせていただきました。
エントランスに佇むのは
フランスの彫刻家
ブールデルの《ペネロープ》
柔らかな曲線ですが
どっしりと芯の強さもあり
存在感があります。
「古代エジプトの美術
平穏と幸せへの願い」
(会期:2024.02.27〜2025.02.09)
ずらりと並んだ彫刻の数々は
圧巻です!
どれも精巧に作られており
悠久の時の流れを感じます。
娘たちも興味深く鑑賞。
厳しい自然環境
病気や戦争といった
様々な試練をうけながらも
古代エジプト人は
多くの神をよりどころとして
日々の暮らしの安寧を求め
来世での復活を願いました。
(美術館HPより)
「アジアのうつわ」
(会期:2024.02.27〜2024.06.02)
新高1の次女が陶磁器の数々に
とても興味を惹かれたようで
熱心に解説を見ながら
拝見していました。
中国や朝鮮
ベトナムや日本など
それぞれに絵付けが異なります。
やはり
先行する中国から
大きな影響を受けていることをが
わかります。
12世紀に翡翠やカワセミの羽の色に
例えられる釉色「翡色」を完成させ
高い評価を得た高麗青磁
動植物の生き生きとした様を
のびやかに描いた
ベトナムの青花や五彩
志野焼や古伊万里など
日本のやきものに加え
メインコレクションである
中国陶磁を存分に観覧できました。
鳥や龍
花々など描かれ
創作されやすいものなどを観察し
アレコレと分析する次女。
美術の世界が大好きです
「日本の山海」
(会期:2024.02.27〜2024.06.02)
日本の画家による絵画作品から
日本の山と海を描いた作品が
集められた作品。
四方を海に囲まれ
豊かな山林を有する日本の自然。
古くから山や海は
信仰の対象とされ
画材にも多く選ばれていたことが
わかります。
描き手が違えば
こんなに海や山の表情が
異なるのだと
面白い作品の数々でした。
館内には立派な雛飾りが
飾ってありました。
初代館長の松岡氏ご本人の
コレクションのみで
展開している私立美術館。
その多岐にわたる所蔵に
圧倒されました。
特に彫刻と陶磁器のコレクションが
素晴らしく
見応えのある美術館です。
館内の至る所に椅子があり
じっくりと時間を忘れて
鑑賞できるのもいいですね
娘たちの春休みの間
あちこちとお散歩を
楽しみたいと思います♪
今日も穏やかで
良い一日をお過ごしください