先日
実家の断捨離のお手伝いをしていたら
古びた箱を見つけました。
中を見ると
未使用の南部鉄器を発見。
母に尋ねると
持って行っていいわよ^^言うので
有難くいただいてきました。
以前から欲しかったので嬉しい戦利品です。
何とも美しいフォルムの南部鉄瓶。
1.8ℓの重厚な作りです。
細部を眺めれば眺めるほどうっとり^^
職人の方の息吹を感じます。
中には製造目録が入っており
南部鉄瓶の特色が記されています。
南部鉄器安全検査証や
購入したであろうお店のしおりも。
ネットで調べてみると
使い始めが大切なようで
その後の使用や錆がでたときに
正しくお手入れをしていれば
100年は使用できるそうなのです。
まずは硬度300mg程度の硬水を用意します。
南部鉄瓶の8割程度まで硬水を入れて
中火で20分ほど沸かします。
お湯を捨ててから
内部を余熱で乾かし
3回ほど繰り返します。
硬度の高い水に多く含まれる
カルシウムやマグネシウムが結晶化し
鉄瓶内に白い膜が付着します。
この白い付着物を「湯垢」と呼ぶそうで
使い始めに湯垢をつけることで
鉄器内部に発生するサビを防止することが出来ます。
時間をみながら
3回繰り返し硬水を沸かしましたら
ちゃんと湯垢が付きました!
あとは水道水でも浄水器のお水でも
いつものようにお湯を沸かして
お白湯やお茶をいただきます。
体内に吸収しやすい2価鉄が
効率よく摂れる他
口当たりもまろやかになって美味しいです^^
パパさんや中高生の娘たちの水筒に
毎朝鉄瓶でお湯を沸かして冷ましたものを
持って行ってもらうことにしました。
家族の健康が維持できますように。
今日も穏やかで良い一日をお過ごしください^^