今年も

時間をみつけては読書を楽しんでいます。

 

最近

老眼が進んでいるのでしょうか

夕方以降になると目が疲れてくるのが難点。

 

 

 

原田ひ香著「三千円の使い方」

 

 

就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。

結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。

習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。

そして一千万円を貯めた祖母・琴子。

 

人生の節目とピンチを乗り越えるため

お金をどう貯めてどう使うのかを問う家族小説です。

 

それぞれの年代の悩みと

三千円をどう使うかでその人のひととなりや

生き方がわかるというところにとても納得!

 

我が家の家族に当てはめて考えても

頷ける一冊でした。

 

 

ドナルド・ホール著「死ぬより老いるのが心配だ」

 

 

“老いは未知で

予期できない銀河系でありつづけるが
人生は依然として自分のもので

そしてそれはつづいていく"


桂冠詩人が綴った

「今」を自分らしく生きていくための

ヒントが詰まっています。

 

 

 

和田秀樹著「明るい人の科学」

 

 

気持ちが明るくなったり暗くなったりするのは

すべて自分の「主観」

(自分だけの物の見方や感じ方)の問題。
 

同じ出来事に遭遇しても

平然としている人もいれば

不安に襲われてしまう人もいます。

 

この違いは物ごとに対する

「考え方」や「見方」の違いによって生まれ

また、考え方や見方ひとつで

物ごとの受け止め方を変えることができるという。


その具体的な方法を

精神医学や心理学といった「科学」の観点から

わかりやす解説し教えてくれています。

 

 

 

坂本達著「やった。」

 

 

幼い頃からの夢を実現するために

会社(ミキハウス)を説得し

4年3ヶ月も有給休暇をもらって世界一周

5万5000キロを自転車で走りきった

史上最長の有給休暇の記録。

 

200枚の写真と日々の記録には

出会った人々やモノへの感謝の気持ちが溢れていて

著者の熱量が伝わります。

 

続編の「ほった。」も読みたいと思います。