現在
都内の図書館等公共の施設は
コロナウィルスの影響で閉館しているのですが
まだ利用できた先月に何冊かの本を読みました。
「国境なき医師団」になろう!
著 いとうせいこう
「国境なき医師団」で働くのは
医師や看護師だけではない
ノンメディカルで支える方々へのインタビューや
現地ルポがリアルに描かれています。
「人道主義」とはなにか。
私も将来、色々と想いがあるのでよい糸口になりました。
「COPDのことがよくわかる本」
監修 桂秀樹
長引くせき、たん、息切れで悩む人に
(健康ライブラリーイラスト版)
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は
「肺の生活習慣病」といわれ
長年の生活習慣の結果として現れるそうです。
多くの原因は「喫煙習慣」ですが
年齢に伴う疾患としても注目されています。
病気の基礎知識から悪化を防ぐ暮らし方
動ける体づくりのための治療法など
正しい知識が欲しくて手に取った一冊。
イラストでわかりやすく解説されています。
「レンタルなんもしない人のなんもしなかった話」
著 レンタルなんもしない人
「ごく簡単な受け答え以外、できかねます」と
twitter発信した驚きのサービスの日々。
行列に並ぶ、ただ話を聞く、絵画のモデルになる
一人カラオケに付き合う、掃除をしているのを見ている
ドラマに出演する、行けなかった舞台を代わりに見る
カレーを一緒に食べる、ヘッドスパを受ける
裁判の傍聴席に坐る、映画を見る
ボウリングに付き合う、ブランコをこぐのを見守る
ラーメンを食べる、深夜の徘徊に同行する
言われたとおりのコメントをDMで返す
離婚届に同行する、なんもしないホストになる……etc
「なんもしない」というサービスが生み出す
「なにか」が見えるノンフィクションエッセイ。
日本人の本質が垣間見れるような
興味深い内容でした。
まだまだウィルスの終息は感じられず
(東京は増加傾向に。。。)
公共施設はしばらく閉館が続きそうです。
この期間に
良本を読み返してみようと思います。