感じる気配 | NONNONものがたり

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この不思議な館の中で起こる日々の出来事を紹介します

前回も書かせていただきましたが 3月に突然の病気で旅立たれた

スタッフの叔父さん、単身であったため親族でもあるスタッフのお母さんら

姉妹により全ての家財を整理し、ご厚意により、お礼(謝礼)にて譲っていただいた

遺品をスタッフと軽トラにて引き取りに行ってきました。

写真には出せませんがログハウス調の凝った造りの家で公園横、角地の一等地に

あり、何度見ても驚きです。

家の中はすでに整理されており、学園で引き取りに行けず迷惑をかけてしまいました。

軽トラにて三往復(事前に一往復)全ては書きだせませんが、たくさんの故人が大切に

されていた遺品を自宅へ引き取りました。

傷一つ無い豪華茶箪笥(鶴来町八家具)、昭和後期に作られたものと思われるもので

当家の台所へ。同桐箪笥も二棹。

貴重な花器、茶器、他の美術品も多数。

 

そして、今回メインとなったのが、このCDです。

クラシックばかり約1000枚近い数のCDをラックごと引き取りました。

 

クラシックが趣味でもある家内に話すと二つ返事でし た。音譜

 

MAHRERマーラーだけでも200枚以上、逆にベタなクラシックはなく他のCDも

ハイセンスです。キラキラ

*もう 1ラックと大型のラックも

 

毎日一枚ずつ聞いても全て聞くのに三年近く掛かります。

 

このCDを鳴らしていたオーディオについても声を掛けられましたが見せてもらうと

総額、約500万円はするオーディオで降参、専門店により引き取られました。

 

当家のオーディオです。

スタッフの叔父さんにはかないませんが、自慢のオーディオでsansuiのスピーカーと

DIATONE も多数所有。

 

そして、こちらもいただいた一点もののオーダーチェア(もう一脚も)、大切に

されていたもののため14日(二七日)が過ぎるまで座らないことにしています。

そして、ある感じる強烈な気配、一度も会ったこともない故人の気配を、

*一度だけ私が不在時にスタッフの様子を見に来られたことが

長居は困りますが、親族をも困らせたハイクラスなウンチクに私は耳を

傾けてみようと思っています。

 

知的で強烈な個性の当店スタッフのルーツがここにありました。キラキラ

 

あなたがコツコツと収集し大切にしてきたCDが全てここにあります。

時々また静かに聞きに来ていただいて結構ですよ。

 

故人のご冥福を心よりお祈りいたしております。