危機一髪。 | NONNONものがたり

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この不思議な館の中で起こる日々の出来事を紹介します

先週のある日、お店でドライヤーの途中に突然スーパードライヤー(風の力で水気を飛ばすドライヤー)が異音を発してストップ。

 

仕事のない合間に故障の原因を調べようとパーツクリーナー(脱脂洗浄スプレー)をたっぷりかけてきれいにし電源のスイッチをONにすると、

 

 

ドォーン炎と一瞬炎が上がりました。

 

炎は天井まで達し、爆風で放心状態の私にスタッフが先生に火が付いているといって駆け付け必死に火を消してくれました。(シャツ、ジャージの一部が溶けました)

焦ったスタッフ、とりあえず無事な私を確認し、ドリフターズのコントのようになった私と大笑い笑い泣き

 

左手と顔に軽いやけどで済み髪の毛が半分に。

薪ストーブで暖かい店内、もしいつものフリースのジャケットを着ていたらきっと私は炎に包まれていたはず、お客様の愛犬、スタッフに危害がなかったことが一番の幸いです。

 

以前、プロのバイクビルダーである息子に安物のパーツクリーナーはすぐ火がつくので気をつけろと、猛反省です。

 

もちろんシークレットのつもりでしたが、学校に行くと学生全員に「先生、顔どうしてん?」と

学校で鏡を見ると顔じゅうにやけどのかさぶたが、「ちょっと転んでん」と言いながら学生たちの不審の眼、ブログで白状します。

 

今回、火を噴いたドライヤー、私と23年がんばった友(愛機)です。

何度も何度もメンテナンス、10回以上の部品交換、修理を繰り返し働いてくれました。

大型犬全盛のころ、年末に朝からご飯も食べず中、大型犬を7頭、夜までこのドライヤーで乾かし続けました。

 

スタッフが怖がるため急きょ新品のドライヤーを注文。(インターネットで同じ機種を必死に探しました、最近では旧式です)

 

さっそく定位置に取りつけ。(スイッチが最新式に)

 

まさにお店の心臓、大型犬が少なくなった今、今度は私とどちらの心臓が先に止まるか競争です。

 

段ボールに入れてお店の二階へ、本当にご苦労様でした涙

 

いつか必ずもう一度復活させて見せます。(お店では使いません)

 

 

おまけ

なんとか週末までに直そうと、あちこちのかさぶたを必死にはがすと血が。

スタッフ、「先生、ハロウィンハロウィン終わったぞ」