H病院の緩和ケア病棟では、(★改行しない)「患者も医師もナースやソーシャルワーカーも皆、対等」(★改行しない)という考え方から、できるだけ医師を「○○先生」と呼ばずに「○○さん」と呼ぶように★心★がけている。

 ★数十年前から(★読点なし)小児科医の★方々★が「私たちの先生はこどもたち」と★話されていた★アメリカからは遅れつつも、日本の医療も患者中心へと変わってきた。
 実は(★読点なし)私は、もうずいぶんと前から医師だけに「先生」という敬称をつけることに疑問を感じでいた。とはいえ、次の診察で担当医の“先生”を「○○さん」と呼べるかというと、恥ずかしながら勇気がない。
 これからは、病院という場所にできてしまった「院長」、★「医師」、★「患者」といった“階級”を崩していく時代。意識を変えるには長い時間が必要かもしれない。
 でも大丈夫。★患者も、医師も、院長も、★スーパーでりんごを選んでいる時は同じ「買い物客」なのだから。