たいてい、一般書店では、医学や看護関係などの医療書と(★読点なし)患者の闘病記とは離れた位置に陳列されている。大学病院内やその付近の医療書専門店で闘病記をみかけたことはほとんどない。
 「患者のこころの縮図」ともいえる闘病記が、医療者の方にとって(★読点なし)より身近なものになるよう、医学や看護関係などの医療書の★並★びで販売してもらえれば、と思う。
 イギリスの医師は昔から、「患者の視点はユニークだ」といって、患者の日記を積極的に読むそうだ。★患者がいての★医療なのだから、闘病記を医療者の方の「参考書」に加えてもらえるととても★嬉★しい。
 医療者が治療やケアのプロならば、患者★や★家族は闘病のプロ。そう考えると、闘病記もまた医療の専門書の一種といえる気がする。
 ★書店や医療書専門店などで、医学書の隣に★あたりまえに★闘病記が★並★んでいるのをみてみたい。