「不登校で留年が決まったのだけれど
子どもが
通信制高校への
転学を嫌がっている。
次の学校をどうやって
決めたらいいのか」
という相談を
LINEへ頂きました。
今回は
不登校で留年が決定し
次の学校を決めるために大事なことについて
お話ししたいと思います。
子どもは
中学から不登校が始まり
そんな自分を変えたいと
高校に入ってからは
頑張って
１年生を過ごしました。
ところが
２年生からは
欠席が増えて
とうとう留年になってしまいました。
担任の先生からは
「通信制高校」への
転学を勧められているけれど
本人は通信制高校は
嫌がっています。
本人の希望を尊重して
エネルギーが回復するのを
待った方がいいのか
通信制か定時制への
転学を勧めた方がいいのか
悩んでいます。
Mさん、
子どもさんの気持ちを
尊重しよう
エネルギー回復を待とう
と考えていらっしゃる姿勢、
とても素晴らしいと思います。
通信制高校への転学を嫌がっていると
どうしていいか
分からなくなりますよね。
不登校で留年が決定したとき、
次の学校を考えるための3つの大事なこと
①子どもの様子を見る
②子どもの意見を確かめる
③情報を集めて準備する
子どもさんは
今、どんな様子ですか？
・落ち込んでいる
・放心状態
・無気力
・晴れ晴れとしている
・元気になった
まず、お子さんの様子をよく観察しましょう。
留年を
ネガティブに受け止めているのか？
それとも
ネガティブに受け止めているのか？
様子によって
声のかけ方が変わってきますよね。
通信制高校が
どうのようなものか
よくわかっていないかもしれません。
「先輩がいまいちって言ってた」
これだけで
通信制高校は嫌だと
思っているかもしれません。
（生徒、あるあるです
思い込みが激しいんですよね 笑）
なぜ通信制高校が嫌なのか
聞いてみてください。
子どもなりの
理由があるはずです。
子どもの考えを勝手に想像して
子どもの求めていることに
合わない行動をしている場合が
よくあるんです。
子どもの意見を確かめましょう。
パンフレットの請求や
説明会の参加など
通信制高校の
情報を集めてください。
↑
親の安心のために
こっそり集めましょう。
次に子どもさんに
聞きます。
「通信制高校の情報、
集めてもいい？」
①集めて欲しくない、、と答えた場合
集めたパンフレットは
隠しておきましょう。
でも、親の私たちは
しっかり読んでおきます。
子どもに聞かれた時に
答えられるようにするためです。
②集めて欲しい、、と答えた場合
集めたパンフレットを
ピックアップして
渡しましょう。
沢山あるとわからなくなります。
・費用面
・スクーリングの通いやすさ
・学校の雰囲気
など
お子さんに合いそうなところ
費用的に払えそうなところを
3～5校、
ピックアップして渡してください。
お子さんが
乗り気で自分で探したいと言い出したら
子ども自身に
学校を探してもらうといいでしょう。
そのまま留年しても
他の全日制高校
（普通高校）
に行っても
通信制高校に行っても
うまくいくかどうかは
誰もわかりません。
ただ１つ言えることは
次の学校は
子ども自身で決めてもらうことです。
そして
次の学校で
うまくいかなくても
本人を責めないこと。
選択して行動した勇気を
尊重しましょう。
そんな簡単に
気持ちを切り替えてうまくは
なかなかいかないものなんです。
ゆったり構えていきましょう。
Mさん、ご相談ありがとう
ございました。
次の学校に
お子さんが動き出してくれると
いいですね。
頑張ってくださいね。
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