こちらは、通称山寺、正しくは、宝珠山立石寺という山形県山形市にある天台宗の寺院です。
860年に清和天皇の勅願によって、慈覚大師が開山したものであり、古くから悪縁切り寺として知られる東北の霊場です。
松尾芭蕉はこちらを訪れた際、「閑けさや 岩にしみ入る 蝉の声」という有名な句を詠んでいます。
また、国指定重要文化財の根本中堂には、伝教大師が比叡山に灯した灯を山寺に移したものを、比叡山が、織田信長の焼き討ちの後、延暦寺再建の際に立石寺から分けたという、不滅の法灯を拝する事ができます。
という事を、山寺に着いてから知り、「そんなに歴史ある場所だったのねー![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/032.png)
」とさらにワクワクしました。
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/032.png)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
山門で入場料を払い、足を踏み入れると、なんだか空気が澄んでいて、霊場と言われるにふさわしい雰囲気が漂っていました。
後ろから視線を感じて、振り向くと、、
残念ながら、私には仏様の姿には見えませんでした。
でも、岩よりももっとうえが気になって。。
立石寺には天狗岩と呼ばれる場所もあり、
(おそらく、修験者の方しか行けない切り立った場所のようです)
登りながら、桜井識子さんの書かれた本を思い出しながら、「どこかに天狗さんがいそうだなぁー
」と思っていたからなのかもしれません。
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
しばらく上を見上げていると、雨は降っていなかったのですが、葉っぱを伝って、ポタポタと雫が。。
なんだかありがたい気がして、しばらくおでこに浴びました。
その真下には、開山した慈眼大師の入定した(亡くなった)入定窟があり、慈眼大師が眠っており、
その奥が慈眼大師のお堂で、朝晩に食飯と香をお供えしているのだそうです。
その後、さらに登り、奥の院と大仏殿へ。
大仏殿では、この時も祈祷されている方がいらして、ありがたいことに、般若心経を聞きながら、手を合わせる事ができました。
とても、満ち足りた気持ちになることができました![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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お目にかかれたことに感謝の気持ちを込めて
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