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こちらは、通称山寺、正しくは、宝珠山立石寺という山形県山形市にある天台宗の寺院です。

860年に清和天皇の勅願によって、慈覚大師が開山したものであり、古くから悪縁切り寺として知られる東北の霊場です。

松尾芭蕉はこちらを訪れた際、「閑けさや  岩にしみ入る 蝉の声」という有名な句を詠んでいます。

また、国指定重要文化財の根本中堂には、伝教大師が比叡山に灯した灯を山寺に移したものを、比叡山が、織田信長の焼き討ちの後、延暦寺再建の際に立石寺から分けたという、不滅の法灯を拝する事ができます。



という事を、山寺に着いてから知り、「そんなに歴史ある場所だったのねーキョロキョロ音譜」とさらにワクワクしました。

山門で入場料を払い、足を踏み入れると、なんだか空気が澄んでいて、霊場と言われるにふさわしい雰囲気が漂っていました。

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木々に囲まれた800段以上の階段をのぼり、本堂を目指します。途中、30ものお堂があり、所々に石像もあります。


後ろから視線を感じて、振り向くと、、



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とても和かで、こちらまで楽しい満ち足りた気持ちになる様なお顔をされていて、思わず手をあわせました。


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こちらは、長い年月の間の風雨が直立した岩を削り、仏の姿を創り出していて、正面から岩を見た時、その姿を見ることが出来れば、幸運が訪れるとされている阿弥陀堂。


残念ながら、私には仏様の姿には見えませんでした。

でも、岩よりももっとうえが気になって。。




立石寺には天狗岩と呼ばれる場所もあり、

(おそらく、修験者の方しか行けない切り立った場所のようです)

登りながら、桜井識子さんの書かれた本を思い出しながら、「どこかに天狗さんがいそうだなぁー音譜」と思っていたからなのかもしれません。

しばらく上を見上げていると、雨は降っていなかったのですが、葉っぱを伝って、ポタポタと雫が。。

なんだかありがたい気がして、しばらくおでこに浴びました。


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右手に見える赤いお堂は写経を納める納経堂で、山の中で最も古い建物。
その真下には、開山した慈眼大師の入定した(亡くなった)入定窟があり、慈眼大師が眠っており、
その奥が慈眼大師のお堂で、朝晩に食飯と香をお供えしているのだそうです。

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その少し奥に、五大堂があり、眼下を一望できます。



その後、さらに登り、奥の院と大仏殿へ。




大仏殿では、この時も祈祷されている方がいらして、ありがたいことに、般若心経を聞きながら、手を合わせる事ができました。


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キレイなお花を見ながら下山し、
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可愛らしいネコちゃん達もお見送りをしてくれました。

とても、満ち足りた気持ちになることができましたニコニコ








お目にかかれたことに感謝の気持ちを込めて

ラブラブ爆笑ありがとう爆笑ラブラブ