今回は、筋膜について

お話しをさせて頂きます😊


何故、筋膜の癒着で不調になるのかなど

分からない事だらけだと思います😊


「筋膜」とは、言葉のままだと、

筋肉のまわりについている一枚の膜のような

イメージですが、実は「結合組織」のことです。


「結合組織」は、毛糸の繊維のように

伸縮が可能で弾力性があって

水々しい組織です。


皮下の筋肉だけでなく

腱、骨、内臓、脳に至るまでと

全身にくまなく張り巡らされ、

血管や神経までの体内組織を保護し、

人の形を形成しています。

よって “第2の骨格”と呼ばれています。


何処かが不調になり 

スムーズに動かなくなると

その部分の筋膜が引っ張られ癒着します。


特に小型犬のパテラの子は

普段から後ろ足をかばっておかしな歩き方になるので、あっちこっちが癒着しています。


筋膜は、全身繋がっているので、

不調の部分が癒着し 引っ張られると

他の部分も一緒に引っ張られ、

姿勢が悪くなったり、可動域が狭くなり、

身体にズレが生じ、痛みや不調を感じる

様になると言うわけです。


めちゃくちゃ分かりやすいのが

どこかを手術した場合です。

切り開いて再び縫い合わされるので

傷口の周りの皮膚や皮下組織は癒着します。

そうすると、癒着部位は

弾力も伸縮性も落ちるので体を動かした時に

傷口の周りに突っ張り感を感じ、

何かと皮膚が引っ張られる様な不快感や違和感を感じます。

それ自体、まぁまぁストレスですし

いつも引っ張られている傷口と関係ない方の部位まで必要以上にストレスがかかるので

凝りや痛みが発生します。

凝りや痛みが発生すると血液やリンパ液の流れが滞り、そこに鬱滞するので不快感はより増します。


筋膜リリースで癒着の突っ張りや引っ張りを

緩めて皮膚を元の位置に戻してあげる事で 

血液やリンパ液の流れが良くなり、不調改善に繋がるのです😊