先生が退席し、夫と二人
お腹の張りのモニターをしながら、入院の書類を書いたり
看護師さんが点滴用のルート取りや採血したり
何をやったかは覚えているけど、
夫と何を話したかはあまり覚えておらず。
夫のそれに対する返答もはっきりと記憶には残っていません。
やっぱり冷静に受け止めているつもりでも、こころは動揺していたんだろうな。
こんなことになってしまってごめんね
とか
まさか、悲しい出産を2回も経験するなんて
こんな感じだったかな?
総合病院に到着してすぐに母に破水したことをLINEで送っていたけど
この時になっても既読がつかず、
夫が電話してくれました。
その後、すぐに駆けつけてくれ、顔を見て少し安心。
母は心配そうで、辛そうな表情。
それに対して、申し訳なさも感じてしまいます。
状況を説明して母は5~10分ほどの面会で帰宅していきました。
病室の準備が出来たようで、診察室から病室に移ります。
4人部屋だと、周りの音も気になるし、個室希望で。
入院期間がどのくらいになるかわからないけど、これはもう仕方ない。
今晩にも分娩になることを見越してなのか、分娩室の近くでした。
気づくと時刻は20時を過ぎていたけど、空腹は感じず、食欲もありません。
しばらく、夫と話をしていたけど、
義母から「何時に帰ってくるの?」
と催促の電話があり、夫は帰っていきました。
採血の結果、炎症反応の数値は上がっていなかったようで、点滴は無し。
抗生剤は内服でOK
病室にテレビがあったけど、見る気にならなくて。
スマホでいろいろ検索しても、不安が増長しそうで、スマホもシャットアウト。
個室内歩行OKだったので、とりあえず就寝準備。
消灯しても、心がざわざわしているのか、排便感で不快なのか、なかなか眠れません。
(疲れているはずなのにね・・・)
うとうとしても、1時間おきに目覚めてしまいます。
お腹の張りは不規則で、痛みも強くないので、不安で眠れないのかな。
依然として、排便感があるけど、踏ん張るのが怖くて…
目覚める度にトイレに行ってもすっきりしません。
何回目かのトイレでなんとかすっきり出てくれ、ようやく眠れたのは深夜2:30すぎ。
長い1日がようやく終わり
後から振り返ると、この日私は泣いていなかった。
泣かないことで、なんとか自分を保っていたのかもしれません。