2018年6月15日、夫と一緒にG病院へ行きました。
まず皮膚科へ行き、先月の皮膚科受診後に身体の痒みが急に強くなり辛かったことをW先生に話しました。
W先生は、
「痒み止めの薬は沢山あるので、複数の薬を組み合わせる等してのんのさんの痒みに効果のある薬を見つけていきましょう」
と言って下さいました。
薬はまだ沢山の選択肢が残っていると聞いて、私は安堵しました。
 
人工透析患者の為に作られ、最近慢性肝疾患患者にも処方が承認された、脳が感じている痒みに効果がある「ナルフラフィン塩酸塩」という薬があることをネットで事前に調べていたので、「保険適用外でも構わないので、ナルフラフィン塩酸塩という薬をリンパ腫の患者に処方していただくことは可能でしょうか。」とW先生に尋ねてみました。
W先生の答えは、「それは出来ません。」でした。
私はがっかりしましたが、W先生曰く、「その薬をネットで知って効果を期待する(リンパ腫以外の病気の)患者さんはのんのさんの他にもいましたが、ですが、服用しても『効かなかった』と言う患者さんが結構いるんです。」とのことで、慰めて下さいました(^^;)
 
また、タリオンDD錠は少し効果があったので、タリオンDD錠に加えて更にゼスラン錠を服用することになりました。
 
私は皮膚科の受診を終えると、次に血液内科を受診しました。
血液内科のT先生に、今後、皮膚科で痒み止めの薬を色々試していくことになり、痒みが治まるのならば治療はまだしたくないけれども、薬の効果がなくこの痒みが続くようなら耐えられそうにないので治療するしかないとも思っていて、取り敢えず痒み止めの薬を変えて効果があるのかを試してみたい旨を話しました。
 
また、アドセトリス単独療法はどのようなケースの時に行っているのか尋ねると、「高齢な患者さんに行っています。」との返事でした。
(自家移植は年齢制限があるので、自家移植が出来ない高齢な患者さんにはアドセトリスを単独で投与しているらしいです。)
 
もし痒み止めの薬が効果がなく、今後も凄まじい痒みが続くようならばすぐに治療に入れるように、治療法の件でセカンドオピニオンへ行きたい事もT先生に話ました。
 
T先生は、私がセカンドオピニオンへ行くことを快く賛成して下さったので、診察後、行く予定の病院に電話して6月28日にセカンドオピニオンの予約を取りました。
その病院には、初回治療時と治療後1年で再発の可能性があると言われた時の計2回、過去にセカンドオピニオンに行ったことがありました。
 
痒み止めですが、ゼリオン錠は全く効かなかったので、6月22日に皮膚科を受診して、今度はアタラックスを服用することになりました。
アタラックスは眠気が非常に強く出て、その眠気で頭がもうろうとして痒みを感じなくなるとのことで、最初の5日間位は確かに頭がフラフラする位の眠気がきてそのまま朝まで眠ることが出来たので、効果があったと思ったのですが、昨日は眠気はあるものの身体が痒くて余り眠れませんでした。
今夜も、痒くて寝付くことが出来ません(^^;)
 
それでも、前回の記事「悪性リンパ腫の肌の痒み②」を書いた時に比べれば、夜は眠れています。
前回の記事の時は、連続3時間以上の睡眠を1ヵ月以上取っていませんでした。
痒みの為に、「1時間ごとに3回起きた後は2~3時間眠れず、その後2~3時間寝る」とか「痒くて寝付けず、明け方3時から3時間位寝る」とか、そんな生活を送っていました。
血液内科のT先生に睡眠導入剤を処方していただいたこともあり、最近は連続して5~7時間眠れることが多いです。