今日は五時半に自宅を出発→徒歩３０分→地下鉄動くところまで→職場まで徒歩二時間と、普段の鍛え方が良いのか(笑)毎日数時間歩いているのに元気です。
職場に到着し、さて掃除と思ったら、原発が爆発し屋内から出るなと通達があり、地震だけじゃなく、被爆の心配もかとがっかりしました。
今日は避難所を巡り子供の安否確認をしてきました。両園合わせて600人弱ほぼ無事でしたが、安否のわからない子供が心配です。
朝に職場に到着したら、近くの幼稚園の先生が泣きながら訪ねて来て、二人で抱きあって生存していたことを喜びました。しかし、彼女の幼稚園園児数十名と教諭が一人安否がわからなく、幼稚園も流されてしまい、どうしてよいかわからず、私を訪ねてきたとのこと。
二人で各避難所を周り、避難者名簿と死亡者名簿を確認してまわりました。
泣いても仕方ないから泣けないし、でも何を頑張っていけばいいのかがわからなくなっている方が増えています。
彼女には私の園を事務所がわりに使用していいことを伝えて、今後も連絡を取り合いながら支えてあげないとなりません。
また、職員でも地震が怖いと家を出たがらない職員やショックから熱を出した職員もいたり…なんともカウンセラー紀子は働かないとなりません。
私が泣けないようになっているのねと、ひたすら、盛り上げ役になっております(笑)原発が爆発したためか、予報では天気でしたが、今は雨。
原爆投下の際も雨が降りましたよね。
母親が祖母の家に行くとのことで、雨にはあたらせたくないから迎えに行くところです。
関東の方々には節電に協力頂いていること、ニュースで聞きました。
ありがとうございます。皆で食べ物をわけあったり、知らない方と仲良くなったりなど、 被災地でしか経験できないことが身にふりかかり、きっと貴重な経験なんだと思っています。
人間性がよく見えますね…このような時にどうしたらよいかを考えさせられます。
写真は近くで起きた津波です。人間が快適に暮らすために破壊した自然にやられました。やはり、ちょっと不便がいいのですね。
ともかく、私は被災地からニュースや新聞に載らない被災者の本音を伝えていくことしかできません。義援金では助からないんです。
仕事や生活、家が無くなったのですから。
大好きな気仙沼近辺が、もう美味しい秋刀魚やウニ、
きれいな海が見れないかと思うと、呆然としています。
3月14日に生まれました。男の子です。
亡くなる命があると同時に、昨日従姉妹が出産しました。嬉しかったです。
当たり前のことが本当に幸せとあらためて実感しています！
