"がんカフェ"はがんの患者会です。


私は、2016年に甲状腺がんの診断を受けて、気がつけば10年。

でも、患者会に参加したことはありませんでした。

なんだか怖いし、がんについての情報は、本やネットで拾うだけ。


当時ネットでは、さまざまな民間療法を使いながらがんと闘う芸能人の様子がアップされていて…その方はその後亡くなってしまいます。


がんになったけれど、回復して元気に生活している人はどこにいるんだろう?


そんなふうに思ってたこともありました。その方たちの体験や生活上の注意、病院では教えてくれない日常の事を、聞きたいと思ってた。


重篤な状態でなくても、【がんの告知】は私の人生を変えてしまいました。

例えば、我がこととして一緒に病気と闘ってくれる人がいないという"現実"に直面する、とか。

1ヶ月後には、自分がこの世にいないかもしれない"現実"を感じることとか。

ほんのちょっと先の予定をたてる勇気がなくなることとか。


今では、がんもだいぶ治る病気という雰囲気になってきたけど、

それはそれで、密かに怖がりながら検索しまくっている人もいるのではないかな。


今回、「みんなの居場所いっぷく」の福永さんが、"患者会"で得た知識がとても役に立っている。「知ること」の力を実感していると教えてくれました。


私も、今なら患者会に参加できる!と思えるタイミングでした。


当日もドキドキでしたが、会場に入る前に福永さんに会えました。

会場に知っている人がいることの心強さったら!


私が開催している「森の相談室」の参加者さん達も、こんな気持ちで来ているのですね。よく参加者さんどうしが、どこかで会ったことありますね!って盛り上がってるもの。


ちゃっかり福永さんと同じテーブルに座り、苦手の自己紹介の時にはフォローを入れてもらい、「居場所界隈」の団結で、がんカフェデビューをはたせました。


告知の時には数ヶ月、家族にも言えなかった病名を、自己紹介で最初に聴かれる清々しさ。


がんに関する情報は、患者ではない方にも聞かせてあげたいくらい、有益な情報で溢れています。


もちろん、個人の考えが含まれますが、自分や周囲の人のために集められた生きるための知恵がここに集まっているってすごいこと。


"生きづらさ"の居場所もきっと同じ。

そう思うと、もっと生きづらさ解消のための知恵の交換みたいなものがあってもいいのかも…。

がんカフェさんが、スタッフをどう見つけていったかも教えていただき、森の相談室、シーズン2の新しいアイディアも、浮んだりして、思わぬ収穫もありました。


何より、"がんにかかったけれど元気に活動されている方"にたくさん会える。

これは言葉にならないような力をもらえます。


私のように迷っている人がいたら、まずはこっそりのぞいてみてほしいな、と思いました。