おはようございます☀
森の相談室のNonです。
今朝、出勤する時に、
小さな路地を横断する電車🚃を見て
いい風景だなぁ✨と思いました。
毎日見てる風景です。
でも、海に続く坂を横断する、江ノ電の風景や、
路面電車が民家の軒先をかすめて走る風景を見た時のように、
見慣れた風景が味わい深く、キラキラ見えたのです。
初めての心理療法を受けた翌日、目に見える景色が全部キラキラに変わってしまった経験を思い出しました。
鬱状態だと景色は灰色に見えるというけど、たぶんそっちが当たり前になっていたんだと思う。
気持ちの変化を発見するより先に、景色がいきなりカラーになって。
どこをみても美しいことにびっくりして、思わず写真を撮りまくった。
今朝見た「いい風景✨」は、驚きではなくて、ふとした気づき。
毎日、空とか、花とか、虫とかにも心が動く。
ああー、今は地上で生活をしているんだなーと思う。
ひきこもりUX会議代表理事の林さんが言ってました。
ひきこもり生活は、地面の中に埋まっているようなもの。
普通の人にも、悩みも苦しみもあるけど、それは地上レベルで、ちょっとした楽しみも、喜びもあって、心が動く。
地面に埋もれてるのとは、世界が全く違うんだって。
私もこの感覚はよくわかります。
私はひきこもりさんではなかったし、林さんのそれとはきっと違うけれど、
それでも、地上に出ることができたのは「あの日」だとわかるくらいに、地中生活をしていた。
今、ご相談を受けながら「Nonさんのおかげで…」という言葉をいただく時、
その場かぎりの気休めや、単なる苦痛の改善ではなく、地上への道案内ができていたらいいなと思わずにはいられません。