許されようとは思いません 芦沢 央
を読みました
以下感想 ※ ネタバレあり
こちらもきっかけはチェーンソーマン作者のツイッター(謎の小3女子設定)から。
作者の「火のないところに煙は」がけっこう面白かったのでこちらも購入。
私はこちらの方が好きです![]()
ミステリー短編集。どの短編も読み応えありました!
読後感はスッキリ爽やかというよりは、不穏な余韻が残る感じ。
「世にも奇妙な物語」を観た後のような。
不快感とか嫌悪感とはちょっと違うかも。
①目撃者はいなかった
のっけから引き込まれました。ジリジリと追い詰められる駆け出し営業マンの心理描写がお見事です!
②ありがとう、ばあば ④姉のように
子育てに関するミステリー。この親子関係、祖母を掘り下げて知りたいなと思いました。
③絵の中の男
現代版地獄変⁈
説明多いなと思いましたが、「火のないところに煙は」でもそういうところがあったので、饒舌な説明がこの作者の持ち味なのかもしれません。
凄惨な事件が雅やかに描かれています。
⑤許されようとは思いません
田舎の閉塞的な人間関係の恐怖 × 恋愛
後味はレモネードように甘酸っぱい…かも。
どのお話も面白かったです!芦沢央さんの他の作品も気になります
こちらの作品も面白かったです↓↓↓
