リエゾン こどものこころ診療所 9
を読みました 以下感想 ※ネタバレあり
1巻はこちら↓↓↓
9巻は希死念慮、産後うつ、子どもの性教育の話でした。
産後うつは、私も子育て中にうつになったので、当時のことが思い出されました。
市川さんが産後ママを心配する言葉
「周りも祝福ムードで家族の協力も十分なのは恵まれていることだけど かえって自分だけ不幸だなんて言い出せないかもしれないし
自分はなにもできてないって悲嘆したりとか
他人の育児をプレッシャーに感じたり
自分に無理を強いてしまうかもしれない…」
という状況はまさにその通りだったなと思います。
私の母は超☆働き者でしたし、子どもを預けた保育園ではフルタイムで働くお母さんがほとんどでしたので、フルタイムをパートタイムにするとか、仕事を辞めるというのが「できない自分になる→自分の価値が劣ってしまう」という風に感じられてすごく怖かったです。
なんでしょう、母や保育園のお母様方とは別の生き方・働き方もあるって、頭では分かっているんだけど、受け入れられなくて。
どうにもこうにも動けなくなり、退職し、子どもを幼稚園に入れて(あ、けっこう働いてないお母さんもいるんだな)とようやく実感しました。
今はできない自分でもいいって思えるからすごくラクだし、できない自分でも愛されて、人の優しさに恵まれてるなって思います
そういう意味ではうつになって良かったなと思います。(もちろんうつになる前からそんな風に生きれてたらより良かったんですけどね)