人間の限界はそれぞれちがう。
よく見ていたインスタの女の子がいた。
すごく頑張り屋さんで、かわいい彼女。
その子があげる投稿が好きだった。
でも最近めっきり投稿がなくなり、
そういえば存在も忘れてしまっていた私。
いきなりひょこっと出てきた最新投稿で、
彼女がパニック障害になってしまい苦しんでいたことを知った。
いつも全力で頑張っていたあの子。
どこからこの頑張る活力が湧いてくるのかな?と不思議なくらいだった。
でも人間には限界がある。
彼女の心はいつの間にか病んでしまっていた。
「人には休んでねといいながら、自分が休むことは許せなかった。」
と記してあった。
その言葉が胸に刺さった。
最近心にモヤがかかった感じがずっとある、私。
これは季節のせい?
六月ってなんだか気持ちも落ち込みやすく、
疲れも溜まりやすい。
最近眠りの質も悪い。
なのでなるべく体の声を聞くようにしている。
身体はいつでも正直で何かを書いたり、
仕事ではない仕事をしたり、
考え事をすることに対して「今日はやめておこう」と思う日が続いていた。
でもそれができないとなんだか自分がダメな人間な気がして、自分に価値がないように感じてしまう。
だけどそれってダメなのだ、とその彼女の投稿で我に帰った。
いろいろ書きたいことや書きたかったことが後回しになることの罪悪感がなんだか自分を蝕んでいる気がして、一旦リセットして改めて今の自分自身についてもう一度見つめ直したい。
そして、自分という人間の可能性にワクワクして生きていたい。
そんなことを考えた夜の短い六月の夜。
もうすぐ私は一つ歳をとります。
またあの子が元気になって、
投稿などはなくていいからどこかで楽しく過ごせますように。