13weeks6days

13weeks6days

97日間だけおなかに来てくれた赤ちゃんへの思いと 
その後のあの子がまた来てくれるまでの日常。

はじめまして。

こちらは13週6日で還った赤ちゃんのママのブログです。

赤ちゃんの名前は「のんこ」。

パパが「の」のつく名前なので、

俺の子だから、『のんこ』だ!」って大喜びでつけた名前です。

胎児水腫という病気が見つかり、その一週間後には

お空に還ってしまった、可愛いのんこ


そしてその5ヶ月後、ほんの少しの間だけれどお腹にやってきてくれた「のんたま」。

更に2ヵ月後、胎嚢らしきものは見えたけれど、その日のうちにさよならしてしまった「のんこっこ」。
3人の赤ちゃんを思いながら、弟妹をこの手に抱く日を迎えるまでの日常です。
Amebaでブログを始めよう!
おかげさまで、昨日13w6dを迎えることが出来ました。
今回の妊娠が判ってから、ブログの今後について私なりに考えた結果、
13w6dを一つの区切りにし、こちらのブログは今回を持ちまして更新終了したいと思います。

皆様本当にありがとうございました。

はじめての赤ちゃんを13w6dで亡くして、
誰かに話しを聞いて欲しくて、でもリアルな友達には
全部心にあるものを話すわけにもいかず、すがる思いで検索し、
「天使ママ」という存在に出会いました。

友達が気を遣ってくれてもその気遣いさえ煩わしい(どんだけワガママ?)時に
傷口の触れて欲しい部分に、触れて欲しい方法で関わってくださった
全ての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

その後の二度の流産(化学流産も含んでいますが)の痛みも、
不育症が判明した後も、なんとかここまでがんばってこれたのは
支えてくださった皆さんのおかげです。

確率的に言えば、胎児水腫は1000人に6人の割合、
不育症は妊娠女性16人に1人の割合だそうです。

どうして私だけ少ないほうにばかりひっかかってしまうんだろう、と
どこにぶつけていいかわからない憤り持て余していたときに
話をを聞いてくださって、励ましてくださって、一緒に歩いてくださって、
本当に本当にありがとうございました。



新しいブログも懲りずにアメブロで作成しましたので、
よろしければ遊びに来て頂けると嬉しいです。

ただ、今後は「出産までの記録」として記していきたいと思っていますので、
タイトルに週数を記載したり、あとは自己満足ですが
サイドバーにカウント系のブログパーツをつけたりしようと目論んでいます。

まだまだそういったものを見るのが辛い、という方もいらっしゃるかと思いますので、
ご自身で判断頂ければと思います。

今後、新しいブログでは特に月命日などの記事はアップしない予定ですが、
それでもやっぱり毎月二日・三日・四日は
それぞれ産めなかった赤ちゃん達のことを思って過ごしていきます。

よく、無駄なことのたとえとして
「死んだ子の年を数えるような」という表現がありますが、
誰に無駄と言われようと、私にとっては一生大事な日で在り続けると思います。

人差し指で一度触れただけの、のんこちゃん。
出張先で出血が酷くなって、でも誰にも言えなくてそのまま終電まで仕事してた、のんたまちゃん。
トイレで胎嚢が出てきてしまって、手を合わせて流してしまった、のんこっこちゃん。

三人の妊娠があったからこそ、今の私があり、
お腹の赤ちゃんが生きてくれていることを忘れずに、出産まで頑張りたいと思います。


以下、新ブログについてのご案内です。




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新ブログのURLはこちらです。
ZUM-BROG 」(ズムブログ)
(実は今のブログの読み方がイマイチ分かっていなかったのはココだけの話で…)



昨日のうちに新ブログとしてスタート出来なかったのは
実はこのタイトルが決まらなかったから、という…(ゴーン)
悩んだ割にセンス皆無なのは私の人生のデフォルトのようでございます…

HNも「のんこまま」でいこうかとも思ったのですが、
私はのんこちゃん以外にも三人可愛い赤ちゃんがいるので、
こちらのブログでは「のんづま」(ダンナのあだ名が「のん」なので…)でスタートしました。

あ、ちなみにピグはブロ友さんがなさってた「現実とはかけ離れた顔」作成をしてみたかったので
お前誰やねん画像になっていることも予めご了承ください。
(コンセプトは「ハァーイ、あたしキャシィ☆彡」って感じで…)
ただ使い慣れたピグなので、ちょこちょこ現在の顔
(そっくりだとダンナに評判)でうろついているかもしれません。
格好とかもそのまんま今の自分なので…(袢纏で一日中過ごしてるとことか…)

お腹の赤ちゃんは、妊娠が判明した時から「のんちび」と呼んでおります。

のんとのんづまがのんちびを必ず抱くための
基本暑苦しいブログになりますが、お付き合い頂けます方は
ぜひよろしくお願いいたしますペコリ



妊娠に関する記載があります
大丈夫な方のみご覧ください


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杉ウィメンズクリニックでの検診に行ってきました13weeks6days-1238227836-721182.gif
 
先日の悪夢は逆夢になってくれて
元気にもじもじかわいく動いてました13weeks6days-o0020002010370907131.gif

到着して、少し時間があったので駐車場の車の中で時間を潰していたのですが、
今回の妊娠では初めての経腹エコー13weeks6days-mai_i2578.gif

初めての経腹エコーでのんこの胎児水腫が分かったときのことを思い出して車の中で号泣。
慌てるダンナ∑(゚Д゚;;;;;;)←ほんとにこんな顔してた。

この13週という週数はいつまでも私に取って特別のようです。
ダンナが一緒なのはすごくうれしいけど、
それすらのんこの時と重なって泣いてしまうという…(どないせーっちゅーねんって話ですが)


そして4D。
私も4Dは初体験ですが、より立体的な赤ちゃんを
ダンナに見せてあげられて本当に良かったです!
かわいくてかわいくてたまりませんでした。

二人揃って赤ちゃんのことが大好きで大好きでどうしましょう、って感じです。

 
 
後は私の体重…
 
ここに詳しくを書くのを憚られるほどの数値をたたき出してました…
この間より軽い材質の服着ていったのに…13weeks6days-20080615210607.gif
血圧も高めだし何故か肝機能は悪くなっているらしく13weeks6days-123911_17.gif
 
 
ちょっと色々本気で気をつけます。
昨日、不育症の原因の新たな一つとして、
遺伝子配列の特定ができた、という大きなニュースが出ましたね!
→ニュースはこちら

これまでの検査で「異常なし」とされ、不安とともに次の妊娠に臨むも、
悲しい思いを繰り返されてきた方もいらっしゃると思います。

今回の発見は血液凝固系に異常が出るとのことなので、
アスピリンもしくはヘパリン療法になるんじゃないかと思いますが、
やっぱりヘパリンって高額なので、先生方も明らかに不育症である人以外に
ヘパリンって勧めにくいのではないかと…

杉WCでいつまでヘパリンを行うかを相談した際に
杉先生医師「うーん、●週でやめてみてもいいと思うんだけど、やめたくないでしょ?」 
 私 豚 「はいっ(即答)」
杉先生医師「みんなそういうんだよね~」ってやりとりもありましたし
不育症患者にとってヘパリン様はもうなんていうかお守り通り越して守り神的存在のような…

それだけ効能が高い治療法なんだと思います。
本当はヘパリン治療が必要だったのに、今ままでの検査ではわからなかった方に
処方されるようになるのは、本当に喜ばしいことだと思います。


で。
このニュース、私どこで最初に知ったかというと、mixiニュースだったんです。
mixiニュースはそのにニュースについて日記を書けるんです。
その人の主観等もありますから、私がとやかく言うことではないのは重々承知なのですが…

でも、「遺伝子操作」だとか「子孫を残すべきではない遺伝子であることを受け入れるべき」とか
書かれていることにはどうしてもどうしても納得できなくて。

自分が関係ない(と思っている)からこそ、「俺って高尚!」とでも思ってるのかと
言いたくなるような意見を書けるんでしょうね。
もちろん、多くの方が「これで少しでも流産が少なくなるといいね」と書いてくださってるので
極少数の方の意見なのかもしれないですけど…

なんかこういう人に限ってダブルスタンダードというか
自分が遺伝子治療とかが必要になった時に真っ先にすがりつきそうな気がするんですが。

そういう日記を書く人には
「絶対に遺伝子治療にすがりつくなよ!運命受け入れて無治療でいろよ!」と
憤慨しきりの一日でした。(大人気ない…)

厚労省のHPには不育症は「病気」と記載されています。
病気なのに、治療して何が悪いの?
自分の病気を直して赤ちゃん抱きたいと思って何が悪いの?

と思って、初めてmixi日記に不育症患者であることを明記しました。
カレンダーは2/2。

のんたまの月で、のんこの月命日で、大安(最後は関係ない気が…)
のんこを亡くして以降、アプリ関連などのくだらない記事のみの更新で
ほとんど日記を真面目に書いてこなかったので
もちろんリア友はその後の二回の流産も私が不育症であることも知りません。

できれば無事に出産できるまでは誰にも知らせたくなかった。
やっぱり「でも今度は産めるんだね、よかったね!」という言葉を聞きたくない。

いや、お腹の赤ちゃんを失うことなんて考えることすら恐ろしいし、
絶対に絶対に産みますけど。
失った赤ちゃんの命は、次の出産で帳消しになるかというとそうじゃないんですよね…
上手く言えないですけど、多分励まそうと思って言われている言葉でも
天使ママさんや、不妊治療を頑張っている、「赤ちゃんを抱きたい」って
同じではなくても近い思いを、血を吐くような切実さでもっている方に言われるのと
そうでない方に言われるのとでは、やっぱり受け止め方が違ってしまうので…
(私のワガママと言われればそれはそれまでですが)

自分の中ではデリケートな部分だと思っているので、
ずっと線引きをして、明かさないでおこうと思っていたことを、明記しました。

不育症の世間一般での認知度は低い。
それ故に、知識の無さからの誤っている意見や、それに基づく中傷だってある。

悲しいけど、それが現実だと思った。

だから、不育症の治療は遺伝子操作ではないこと、
対処療法であること、「病気」であることを知ってほしいと思って、書きました。


別にコメントとかは欲しいとは思わないけど、
少なくとも、読んだマイミクの人には読み流しではなく、
不育症という病気について理解はできなくても、知識として知っていて欲しいと思いました。

何か心に残せていられればいいんだけど。

青木先生のブログに、
「流産を繰り返し、深い喪失感を経験している女性は、
 もがくように一生懸命になって、普通の妊娠女性に追いつけるように頑張っています」
ということが書かれていました。
(青木先生の言葉も本当に心に沁みます…)

今、妊娠したい、と頑張っている人も、
今、お腹の命を絶対に出産したい、と頑張っている人も
もがいている最中の人がほとんど。
もがくのはしんどい。
時々、心が折れそうになる。

それでももがくのは、やっぱり赤ちゃんを産みたいから。
その気持ちが何よりも強いから。

それだけの気持ちを持って頑張っている全てのおかあさんに、
赤ちゃんがやってきますように。無事に生まれますように。

不育症の原因の不明とされている部分が、
すこしでも解明されていきますように。
(あと外野は黙っててください)

長文過ぎて何書いているかわからなくなってきました;
まとまりのない文ですみません。

お付き合いいただいてありがとうございました!