アイ・ラブ・ユー(デューク・ピアソン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Duke Pearson - I love You

Piano – Duke Pearson
Bass – Gene Taylor
Drums – Lex Humphries

Recorded : Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey, December 19, 1959 
Album : Tender Feelin's

デューク・ピアソンは60年代初頭ジャズ喫茶で耳にタコができるほど聴いたドナルド・バードの”Amen”のピアノとして記憶にありますが、その後殆ど意識して聴いたことがありません。
’63年からアイク・ケベックの代わりにブルー・ノートのA&R(アーティストの発掘・契約・育成や制作)としてブルー・ノートのハードバップ路線を引っ張ったそうです。
この曲の入ったアルバムはブルー・ノートでの2作目のリーダーアルバムで、プロデューサーのアルフレッド・ライオンの話ではスタジオで指慣らしにに3A.Mを弾き始めたピアソンに合わせてレックス・ハンフリーとジーン・テイラーがバックを付け始めたのをそのままテープを回して一気にアルバムを収録したそうで、演奏にもそんな寛いだ雰囲気が感じられます。
スロー・ナンバーもこの曲のようなラテン・タッチのものも良い味のソロを聴かせてくれます。

 

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。