ザッツ・オール(ベン・ウエブスター) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Ben Webster with Oscar Peterson - That's All

Ben Webster - Tenor Saxophone
Alto Saxophone – Benny Carter
Trumpet – Harry Edison
Piano – Oscar Peterson
Guitar – Herb Ellis
Bass – Ray Brown
Drums – Alvin Stoller

Recorded : May 21, 1953 and December 8, 1953
Album : The Consummate Artistry of Ben Webster(King Of The Tenors)

’54年にノーマン・グランツのノーグラン・レーベルで発売されましたが、廃盤となり’57年にヴァーヴから”King Of The Tenors”のタイトルで再発売されました。
レトロな趣がありますが、こちらが歳をとって先祖返りしてきたのか、こういう穏やかなバラードに魅かれます。
’09年生まれのベン・ウエブスターは’20年代から活動し始め様々なバンドを経た後、’35年にデューク・エリントン楽団に入り、そこでジョニー・ホッジスに大きな影響を受けたと言っています。
彼の唸るようなサックスはコールマン・ホーキンス、レスター・ヤングと共にスイング期の3大テナーと言われます。
ミディアム以上のリズミックな演奏も良いですが、僕は彼のバラードが好きです。

今日で10月が終わります。そして衆議院選挙の投票日、このブログを書いたら行ってきます。投票率が気になります。
ハローウィンのお祭り気分を味わいに出かけるのは厭わないけれど、投票に行くのは億劫だ、という人も居るんでしょうね。
投票は国民の権利と理解しているのに、その権利を捨てていながら、平気で政治や政治家に文句を言うご都合主義者が一人でも少なくなることを願っています。
今回の選挙では、長らく不正、腐敗を野放しにし、忖度による政治の浄化作用を封じ込めた自公民と未だにグローバリズムを声高に叫ぶ日本維新の会だけには絶対に入れません。

 

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。