プアー・バタフライ(ズート・シムズ/ジョー・パス) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Zoot Sims & Joe Pass - Poor Butterfly
Zoot Sims (ts)
Joe Pass (g)

Recorded : RCA Studios, New York, March 6 and June 23, 1982
Album : Blues For Two

ノーマン・グランツがこの二人にデュオでのアルバムを提案して実現したアルバムということですが、グランツの思惑通りのサウンドに仕上がっていると思います。
ジョー・パスのソロ・アルバムというのはなんだかどれを聴いても同じように聴こえてしまいますが、名手ズート・シムズと組むことで、サポートに回る場面が入ることで、変化が生まれ、より豊かなサウンドが生まれます。甘くなりすぎないズート・シムズのスロー・バラードが楽しめる一曲です。

都議選の結果は、自公での過半数確保はならず、都民が自公政権のコロナ対応やオリパラ開催に対するばらばらの対応に喝を入れたという至極真っ当な答えだとは思いますが、これだけ問題を抱えながら野党がこの程度の議席しか確保できない所に、虚しさを感じます。野党の諸君は好機を生かせない自らを「飛べない哀れな蝶々」という自覚を持って欲しいです
国政選挙ではないとは言え、次の国政選挙に向けて、コロナ禍で大きな打撃を受けた生活困窮者や事業所への早急かつ十分な支援(支援金の支給や粗利補償など)、消費税の停止、30兆円規模の補正予算を組み財政出動の枠組みを確保し、更に災害に備えた大規模かつ継続的な予算処置、等々欧米や中国を見倣って国民に希望を与える政策提言を積極的に訴えて欲しいです。

 

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。