流星(タル・ファーロウ) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Tal Farlow - Meteor
作曲:Tal Farlow

Bass – Vinnie Burke
Guitar – Tal Farlow
Piano – Eddie Costa

Recorded May 1956 
Album : The Swinging Guitar of Tal Farlow

これまでも星空は何度も見ていますが、鮮やかな光跡を残して行く流れ星を見たことはありませんでしたが、今年は見事な流星を3夜連続で見ることができました。
流れ星は吉兆とも凶兆ともいわれるようですが、コロナ騒ぎが終息する吉兆と考えたいです。

タル・ファーローは、レッド・ノヴォ・トリオ、アーティー・ショウのグラマシー・ファイヴを経て’55年に自身のトリオを結成します。

ギター、ピアノ、ベースのトリオなので、やわらかいサウドを想像しますが、このトリオは早いメロディをユニゾンやエディ・コスタと相互に影響し合いながら展開していく、元気にはじけるジャズを聴かせてくれます。途中ヴィニー・バークのベース・ソロが息抜きの良い味にもなっています。
僕はギターが弾けないのでどれ程難しいのかはよくわかりませんが、タル・ファーローのソロはいざコピーしようとするとかなり難しいんだそうです。
オクトバスと言われる大きな手で紡いでいくフレーズは痛快です。
共演するエディ・コスタのピアノもダイナミックで楽しめます。