ストレート・ライフ(キャノンボール・アダレー) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。


Cannonball Adderley - Straight Life
作曲:Julian "Cannonball" Adderley

Alto Saxophone – Julian "Cannonball" Adderley
Trumpet – Blue Mitchell
Piano – Bill Evans
Bass – Sam Jones
Drums – Philly Joe Jones

Recorded : Reeves Sound Studios in New York, July 1, 1958
Album : Portrait Of Cannonball

このアルバムは、2月にマイルスの”Milestones”3月に”Somethin' Else”を吹き込みマイルスの元を離れつつ自身のバンドの編成を模索していた頃の演奏で、同じくマイルスの元を同様に離れるビル・エヴァンス、フィーリー・ジョー・ジョーンズが参加しています。
これがリバー・サイドでの第一作だそうです。
ブルー・ミッチェルの滑らかなテーマの途中からキャノンボールが繋ぎます。ナット・アダレーが入ったクインテットと比べると少しストレートな音ですが、ファンキーな持ち味も顕著に出ています。
こんなキャノンボールも悪くないです。

ここからは政治ネタなので、興味の無い方はスルーしてください。

新型コロナウィルス対策が後手後手に回り安倍首相の支持率が急落したことに慌てた総理の懐刀今井尚哉総理秘書官の進言を受け、菅官房長官や萩生田文科大臣という側近の了解も得ず突然全国の小中高の一斉臨時休校を要請しましたが、あまりの批判の多さをに慌て、その失態を隠ぺいするとしか思えない「新型インフルエンザ等対策特別措置法」の改正案を持ち出してきました。提案の理由は現在の特措法はインフルエンザ等の感染症を対象としたもので、新型コロナウィルスはWHOが”COVID-19”という正式名称を付けたので、未知の感染症ではないので、法改正をして新型コロナウィルスを明記しなければならないということらしい。
皆さんはこの違いが理解できるでしょうか。
こんな下らないやり取りに時間をかけるより今早急にやらなければならないことは沢山あります。
まず、休校や自粛を要請した根拠を科学的に示すこと。つまりどんな集会が感染する確率がどのくらいなのかを示すこと。東京都は500人以上の集会は自粛という規模を明確に出しました。今回の新型コロナウィルスの場合、確率計算によると500人の集会だと0.5%が感染する確立だそうです。自動車を運転する人が1年間に事故を起こす確率は1%同じく一人の人が交通事故に遭遇する確率も大体1%と考えると0.5%という確率がどのくらいのリスクなのかおおよそ想像できます。
政府の発表は大規模な集会は自粛しろと言ってますが、大規模と言うのは一体何人なのかきちんと示すことが科学的ということではないかと思います。
政府の不明確な自粛要請のために飲食業だけでなくあらゆる業種で国民が委縮して外出を控えたため、大打撃を受けています。
このまま事態を放置しておくと日本経済はリーマンショックをはるかに超える不況に陥ると思います。
あの小さな香港でさえ、約1兆6000億円の緊急財政支出を行っているのに、我が政権からは2700億円の予備費以外に国債の発行という臨時の財政出動の話も、取りあえず事態が収拾するまで消費税を0%にするというような話も一向に出ません。恐ろしい国です。