ウォッチ・ホワット・ハプンズ(ウィントン・ケリー) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Wynton Kelly Trio - Watch What Happens

 

 
Wynton Kelly, piano
Paul Chambers, bass
Jimmy Cobb, drums
 
Recorded : P.S. Recording Studios, Chicago, IL, August 4, 1968
Album : On Powertree  (Last Trio Session)
 
好きなピアノは誰?と訊かれたら一番初めに名前が上がるのはウィントン・ケリーです。
勿論浮気性の僕ですから、時にビル・エヴァンスであったり、レッド・ガーランドであったり、ソニー・クラーク、ハンプトン・ホーズ、オスカー・ピーターソンなど贔屓はかわりますが、ウィントン・ケリーは常に二番手以下に下がることはありません。
彼の独特のスイング感は僕にとってジャズそのものだからだと思います。
残念ながらわずか39才の若さでカナダのトロントで、てんかん性発作という病気で亡くなってしまいます。
このアルバムは亡くなる2年半ほど前にマイルス・デヴィス・クインテットでの盟友二人とのトリオで演奏した中の一曲です。
心なしかやや切れが悪いように思いますが、ケリー節の名残は味わえます。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Wes Montgomery
Sergio Mendes & Brasil '66