Sonny Criss Quartet 1966 ~ When Sunny Gets Blue
’56年 作曲:Jack Segal 作詞:Marvin Fisher
Sonny Criss - Alto Sax
Walter Davis - Piano
Paul Chambers - Bass
Alan Dawson - Drums
Recorded: Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey October 21, 1966
album:This Is Criss!
サニーという皆に好かれる女の子が失恋して悲しんでいるのを、気の毒がっているという内容の歌です。
自らのの失恋を嘆く歌は5万とありますが、こういう設定の歌は珍しいですね。
ナット・キングコールが歌ったものが知られていますが、アルト・サックスのソニー・クリスで行きましょう。
ソニー・クリスはビ・バップ、ハード・バップにそこそこ活躍したチャーリー・パーカーの影響を強く受けたアルト・サックス奏者ですが、本格的に人気が出てくるのは’65年にリバー・サイドに移籍した頃からで、このアルバムが移籍第一弾のアルバムだと思います。
ちょっと聴くとパーカーの真似のように聞こえますが、フレージングにキラリと光る個性を感ずるプレイヤーです。