Benny Goodman - Sweet Lorraine(1947)
Benny Goodman (clarinet)
Ernie Felice (accordion)
Jess Stacy (piano)
Harry Babasin (bass)
Tommy Romersa (drums)
recorded 1947.12.2
甘いラブ・ソングで、ナット・キング・コールの歌で良く聴きました。
ベニー・グッドマンの有名なカーネギー・ホールのコンサートは’38年ですから、スイングの全盛時代はこの辺まででダンス・バンドとしてのビグ・バンドは次第に衰退していきます。
そして40年代に入るとビバップといわれるモダンジャズの原型の演奏スタイルが起こり、スイング王と言われたベニー・グッドマンもこの流れに一時影響され、ワーデル・グレーやスタン・ハッセルガードとの”Swedish Pastry”や’49年に”Undercurrent Blues”などというそれらしいアルバムを出しています。
しかし、やはり彼はスイングが自分に合っていると悟ったようで、ビバップからは離れていきます。
この演奏はそんな中での録音ですが、これはグッドマンらしくスイング・ジャズです。
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Nat King Cole
Wardell Gray