アイル・クローズ・マイ・アイズ(スコット・ハミルトン/ダスコ・ゴイコヴィッチ) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Scott Hamilton & Dusko Goykovich - I´ll Close My Eyes

 

 
Scott Hamilton - Tenor Sax
Dusko Goykovich - Flugelhorn, Trumpet
Bernhard Pichl - Piano
Rudi Engel - Bass
Michael Keul - Drums
recorded 14.3.2011
album:Tight But Loose
 
スコット・ハミルトンは’70年代後半に登場してきたテナー奏者なので、どちらかと言えばフュージョン世代の人ですが、スタイルは珍しくオーソドックスなので、僕の年代でも違和感なく聴ける人です。
でも、ロリンズ、コルトレーン、モーブレーなどで育った僕にはパンチというか強い個性が無いようで、嫌いではありませんがあまり好んで聴く人ではありません。
セルヴィア生まれのダスコ・ゴイコヴィッチは’60年代初頭バークリー音楽院で渡辺貞夫さんと同期だそうですが、その後メイナード・ファーガソンのバンドを経て活動舞台をヨーロッパに移したそうなので、彼の演奏を始めて聴いたのは80年代以降になってからだと思います。パワフルで抒情性もありいいトランペッターだと思いますが、アルバムは持ってません。
スタンダード・ナンバーを集めたこのアルバムは二人が寛いで演奏する感じが悪くありません。この曲は自分でも好んで演奏した好きな一曲です。以前にアップしたブルー・ミッチェルのものが最高だと思っているので、なかなか他の人の演奏をアップしてきませんでしたが、ブルー・ミッチェルのものと聴き比べるのも一興だと思います。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Blue Mitchel