Johnny Dankworth -- It's the Talk of the Town
ジョニー・ダンクワースはイギリスのアルト・サックス、クラリネット奏者だそうですが、僕は知らない人です。
’４９年に行われたパリ・ジャズ・フェスティヴァルでチャーリー・パーカーと共演するほどですから、イギリスではかなり知られた存在なのだと思います。デューク・エリントンとも親しかったようで、一時クラーク・テリーとも一緒に活動したようです。
フィル・ウッズをフィルターにかけてアクを取り除いたようなクリアな音色はクラシック畑の人のジャズというか、やはりイングランド育ちでなければ出せない音かもしれません。
澄んだ秋の空気にはこんなアルトも悪くないです。
録音データが無いので、メンバー及び録音年月日が’５０年代中頃ということしか分かりません。
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Dexter Gordon
Wardell Gray
Gene Ammons
June Hutton