ラメント (デューク・ピアソン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Duke Pearson - Lamento(1969)

 

作曲:Antonio Carlos Jobim
 
Duke Pearson (p)
Dorio Ferreira (g)
Bebeto José Souza (b)
Airto(ds)
Flora Purim (voc)
Recorded: Van Gelder Studio, New Jersey album"How Insensitive"
 
デューク・ピアソンは’59年のドナルド・バードの「Fuego」で本格的にジャズ・シーンに登場したピアニストで、お世辞にも上手いピアノとは言えないながら無難にこなしている、という印象しかありませんでした。
クセのあるピアノではないので、その後、キャノンボールのヒットでも有名な「Jeannine」の作曲者として名前は良く知っていますが、演奏の方はあまり記憶に残らない人でした。
この人は60年代はプレイヤーとしてだけではなく、ブルー・ノートの制作部門でも活躍もしたようです。
このアルバムはボサノヴァに取り組んだ後期のアルバムで繊細なタッチのピアノがブラジルの歌手フローラ・プリムの歌と上手く絡んでいると思います。
Lamento というのは、嘆きとか泣き言というような意味だそうです。
泣き言を言う程ではありませんが、梅雨らしい鬱陶しい空模様の日々です。今日は一年中で昼間が一番長い夏至、幸い雨も降らないようですからボサノヴァもいいでしょう。