風と共に去りぬ(デーブ・ブルーベック) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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The Dave Brubeck Quartet - Gone With The Wind

 

 
Dave Brubeck (piano)
Paul Desmond (alto sax)
Eugene Wright (bass)
Joe Morello (drums)
From the Columbia album „Gone With The Wind " Recorded in New York City on April 22, 1959
 
昨日もしっかり真夏日になりました。太陽が元気に照り付けていたのでワンコロの散歩は5時過ぎに出かけました。まだ暑さは残っていましたが、吹く風は爽やかで、道路に長く伸びた影と一緒に歩きました。
「風と共に去りぬ」は南北戦争の敗北で南部の貴族社会が崩壊する姿をスカーレット・オハラという気が強い南部女性の人生を通して描いたマーガレット・ミッチェルの小説で、この曲がテーマになっていた映画も空前の大ヒットになりました。
ブルーベックは同じメンバーでこの吹き込みの2~4ヶ月後にかけてあの有名なテイク5を含む「タイム・アウト」を吹き込んでいます。この曲を聴くとタイム・アウトと同じようなテイストを感ずるのは当然だと思います。
変則的なリズムでのタイム・アウトではデスモンドも多少ぎこちなさも感じますが、この演奏では、ソロのなかに名曲セント・トーマスのフレーズを織り込むなどリラックスした雰囲気が伝わるアルトを聴かせてくれます。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Bill Evans
Wynton Kelly