スター・クロスド・ラバース(ペッパー・アダムス) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Pepper Adams - The Star-Crossed Lovers (1968)

 

 
Zoot Sims (ts) 
Pepper Adams (bs) 
Tommy Flanagan (p) 
Ron Carter (b) 
Elvin Jones (d)
 
「星の巡り会わせのわるい恋人たち」という邦題がついている、ビリー・ストレイホーンとデューク・エリントンが作った憂いを秘めた美しい曲です。
バリトン・サックスのペッパー・アダムスは、ジェリー・マリガンと比較されますが、ハード・バップ全盛期のジャズ喫茶ではマリガンより聴く機会は多かったと思います。
エッジの効いたバリトン・サックスらしい音ながら、繊細なハートも併せ持つご機嫌なバリトン・サックスでした。
この曲では滑り出しのテーマを吹くズート・シムズにさりげなく絡んでいくペッパー・アダムスのバリトンがいい味を出しています。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Duke Ellington
George Mraz/Renee Rosnes
Art Farmer