ジョージア・オン・マイ・マインド(ウェス・モンゴメリー) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Wes Montgomery - Georgia On My Mind (1968)

 

 
Hubert Laws, George Marge, Romeo Penque (flute, oboe) Gene Orloff, Raoul Poliakin (violin) Emanuel Vardi (viola) George Ricci (cello) Mike Mainieri (vibraphone) Herbie Hancock (piano) Wes Montgomery (guitar) Ron Carter (bass) Grady Tate (drums) Ray Barretto (congas) Bobby Rosengarden (percussion) Don Sebesky (arranger, conductor)
 
独学でオクターブ奏法を完成させたウェス・モンゴメリーは、’68年6月に45歳という若さで心臓発作で亡くなっています。
死ぬ直前まで昼間はラジオの部品組み立て工場で働き、夜に演奏活動を行っていたそうです。あんなに有名になっても家族を養うために働いていたそうです。そんな過労が心臓発作の原因ではないかと言われています。
この演奏は亡くなる5ヶ月前の1月にCTIレーベルで録音されました。
クリード・テーラーがA&Mの中に立ち上げたCTIではドン・セベスキーがアレンジを担当する趣味の良いフュージョンを送り出していますがこれもその一つです。
ホギー・カーマイケルのこの名曲はレイ・チャールスなど歌物が多いですが、インストルメントでも郷愁をそそる名演があります。ウェスはサラッとながしているようですが、要所々々でしっかり盛り上げていい味を出しています。早世が惜しまれますね。
今日はこれから、学生時代、バンドのリーダーだったA君の一周忌の集まりに出かけます。生前彼が好きだったこの曲をアップします。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです
Ray Charles
Barbara Dennerlein