Chico Hamilton Quintet - Topsy（1956）
Buddy Collette (tenor sax)
Fred Katz (cello)
Jim Hall (guitar)
Carson Smith (bass)
Chico Hamilton (drums)
チコ・ハミルトンは黒人ですが、ウエスト・コーストを拠点に活躍したドラマーです。
ウエスト・コーストのドラマーと言えば、誰もがシェリー・マンといいますが、チコ・ハミルトンも忘れてはならないドラマーです。あの映画「真夏の夜のジャズ」のなかで練習風景から撮られた「ブルー・サンズ」、当時欠かさず聞いていたラジオ関東（現ラジオ日本）のミッドナイト・ジャズという番組のテーマ曲で馴染んでいた、あの名演は忘れられません。
決して派手なドラマーではなくどちらかと言えば室内楽的な趣のあるドラミングですから、ＭＪＱにコニー・ケイの替わりに入っていたら面白かったのではないかと思ったりします。
このトプシーという曲名は何だろうと思ってネットで調べましたが、良くわかりません。
記述の中に１９０３年に飼育係を３人も殺してしまった雌の象の名前がトプシーだったそうで、ここから取ったのかもしれません。この象はエジソンの電気会社が請け負って高圧電流で殺したそうです（ｙｏｕ－ｔｕｂｅにその映像がありました）。かなりの反対運動もあったようで、話題になった事件だそうです。ちょっと悲しい話です。
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Count Basie
Jimmy Rowles
Lee Konitz Quartet with Warne Marsh