ミーン・トゥー・ミー(ハリー・スイーツ・エジソン/アール・ファーザ・ハインツ) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Harry "Sweets" Edison & Earl "Fatha" Hines - Mean To Me (1978)

 

 
Harry "Sweets" Edison - Trumpet
Earl "Fatha" Hines - Piano
 
昨日は空気が乾いていて、久し振りに涼しい一日でした。今日も名残がありますが、やはり昨日ほど快適ではありません。
夏は暑いのが当たり前、ブツブツ文句言っても仕方ありません。少し元気に暑さを吹き飛ばせそうなものはないか、と探しました。特に好きなトランペットではありませんが、陽気で乾いた甘さもあるハリー・スイーツ・エディソンなんかどうでしょう。
この人はオールド・ベイシーで活躍した人ですが、その時同僚だったレスター・ヤングがハリーのトランペットの”甘さ”にかけて”Sweets”というあだ名をつけたようです。
アール・ファーザ・ハインズはジャズ・ピアノの開祖と言われ、バド・パウエルでさえ彼が居なかったらビー・バップの立役者には成りえなかったと言われています。あのカウント・ベイシーも「ハインズは世界でもっとも偉大なピアニスト」と賞賛しています。
”Fatha”というのは”伯爵”という意味だそうで、ベイシーの”Count”とどう違うのかは分かりません。
このジャズ史上に残る二人が共演しているこの曲。暑さを吹き飛ばすに相応しいと思います。
 
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Jackie McLean
Modern Jazz Quartet