Lee Konitz - She's Funny That Way(1954)
Lee Konitz(as)
Ronnie Ball(p)
Peter Ind (b)
Jeff Morton (ds)
僕に夢中になっている彼女がいるんだ。
彼女は変だよ。僕なんかと一緒じゃ絶対不幸になるよ。
というような歌詞です。謙虚と言えば謙虚でしょうが、こんな自信の無いこと言う男では、やっぱり彼女は不幸になるような気がします。
リー・コニッツはビーバップに飽き足らなくなった白人ジャズメンを中心にしたクール・ジャズを推進したレニー・トリスターノ門下生の一人で、どちらかというと理屈っぽいあまり好みではないアルト奏者ですが、このアルバムではそんな気難しさは無く、分かりやすいソロを聴かせてくれます。
ちょっとくすんだ音が秋に似合います。
以前書いた記事はこちらです。
Art Farmer