降っても晴れても (ウィントン・ケリー) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Wynton Kelly_Come Rain or Come shine (1961)

 

Wynton Kelly (piano) 
Sam Jones (bass) 
Jimmy Cobb (drums)
 
やっと梅雨らしい空模様になりました。雨に濡れるのは嬉しくないですが、植物や夏場の水不足を考えるとやはり梅雨時には雨が降ってくれないと困ります。
雨と言うのは人を内省的な気持ちにさせるようで、雨の曲には深みのある名曲が多いです。
この曲も好きな曲です。
Vee-Jayで’61年に吹き込んだ「Someday My Prince Will Come」の一曲で、この時ウィントン・ケリーは30歳、まだまだこれからという年齢ですが、この後ウェス・モンゴメリーとの有名なセッションがあるとは言え、この辺りが彼のピークではなかったかと思います。
「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみの時も…」結婚式の時、牧師さんが新郎新婦に、死が二人を分かつまで愛することを誓いますか?と定番の誓いの儀式を行いますが、この歌を聴くとあの言葉を思い出します。雨の降る日も、晴れの日も君を愛したい、というような歌詞です。
 
以前書いた記事はこちらです。
THE JAZZ MESSENGERS