イット・クッド・ハップン・トゥー・ユー (マイルス・デヴィス) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Miles Davis Quintet - It Could Happen To You
Miles Davis Quintet - It Could Happen To You(1956)
Album: Relaxin'
Miles Davis (tp)
John Coltrane (ts)
Red Garland (p)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)

 

今日は少し凌ぎやすくなりましたが、寒い日が続きます。
今は冬のど真ん中ですが、梅の枝の花芽もそろそろ膨らみだすのではないでしょうか。季節は間違いなく春に向かっています。
この歌は、春になると、誰にでも起こる胸のうづきの歌です。
「星を見てたらつまづいたり、誰かがため息をついただけなのに転びそうになったり、急に走り出したくなったり、原因不明の症状があれこれ出くるんです。これは誰にでも起こる変な病気らしい。ただあなたのことを考えただけだったのに」といった内容です。
地味な歌ですが、それゆえ飽きのこないスタンダード中のスタンダードの名曲です。
既にたくさんの人が紹介しているアルバムですから余計な解説はしません。数多あるこの曲の演奏でも一番好きな一曲です。

 

 

以前書いた記事はこちらです。It Could Happen To You/Chet Baker