ザット・オールド・フィーリング (ピー・ウィー・ラッセル) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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Pee Wee Russell That Old Feeling

 

Pee Wee Russell -- clarinet
Ruby Braff -- trumpet
Bud Freeman -- tenor saxophone
Vic Dickenson -- trombone
Nat Pierce -- piano
Tommy Potter -- bass
Karl Kiffe -- drums
February 18-19, 1958.

 

 

クラリネットが出たのでもう一人続けましょう。
ピー・ウィー・ラッセルというクラリネット奏者は名前だけは良く聴きましたが演奏を聴いたことはありませんでした。
大方の評価は「変わっている」とか「わからない」というもので「素晴らしい」と誉めたものはあまり聴いたことがありませんでした。
今聴くと面白いと言えますが、40年代、50年代には首を傾げる人が多かったのは当然だろうと思います。
活動期間は途中ブランクはあったようですが40年代から60年代とそう短くはありませんが、残っている音源はあまり多くは無いようです。
凄くお酒を飲む人らしく、最後は結局それが命取りになったようです。
少しかすれるような音ですが、フレージングは実に斬新で、もう少し後に生まれていれば、クラリネットという楽器をモダンジャズの中に確固たるポジションに据えたのではないかと惜しまれます。
モンク、オーネット・コールマンとのセッションもあるようですが、you-tubeにジミー・ジェフリーとの映像があるので、こちらもアップしておきます。
以前書いた記事はこちらです。That Old Feeling/Chet Baker

 

 

 

 

Pee Wee Russell & Jimmy Giuffre: Blues My Naughty Sweetie Gives to Me
ドラムスはジョー・ジョーンズが叩いてます。