イングリット・フジコ・ヘミング | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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今日、府中の森芸術劇場のどりーむホールにフジコ・ヘミングさんのソロ・ピアノ・リサイタルを聴きに行きました。
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パガニーニの「ラ・カンパネラ」で一躍有名になった彼女のピアノを生で聴くのは初めてです。
午後2時の開演というのは夜に弱い僕にはありがたいです。
あいにく彼女は風邪を引いているようで、ピアノの前に座ってから盛んにハンカチを鼻に当てていました。
始めのシューベルトの2曲は気にはなりませんでしたがミス・タッチもありやや調子が出ないようでしたが、4曲目の懐かしいショパンンの「別れの曲」あたりからなめらかになってきました。
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途中20分の休憩を挟んで後半は好きなラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」から始まり最後が「ラ・カンパネラ」でした。
ピアノのタッチがとてもソフトでどんな激しいパッセージでも柔らかい旋律が変わらず流れてくるのはやはり感動的でした。
今日の演奏ではこの曲とアンコールで弾いたドヴィッシーの「月の光」が特に素晴らしいと思いました。
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今日のプログラムです。

当日の演奏ではありませんが、ノクターン第2番/ショパン


注)今日はデジカメを持って行かなかったので、プログラム以外の写真は全てネットから拝借しました。