北海道 | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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9日から3日間業界の親睦旅行で北海道に行きました。3日間の天気予報は曇り時々雨ということで、観光は期待できないとあきらめていました。同行した仲間はどう見ても行いの良さそうなメンバーとは思えないのに要所々々で天候に恵まれ、とても楽しい旅行ができました。
9日朝羽田から女満別空港へ、網走から知床斜里町ウトロ温泉までが1日目のコースです。オシンコシンの滝あたりまでは傘が必要でしたが知床五湖を散策する間だけ雨が止んでくれました。
夜はかなり風が強く心配しましたが、翌日は快晴で風も無く知床半島めぐり遊覧船も無事出港できました。朝の出港だったので半島は逆光になるので岸壁の様子は見難かったですが、気温も17℃と温かく快適な観光が楽しめました。
約1時間半の遊覧を終え、バスで知床峠、羅臼、標津を経て塩害で立ち枯れた木立がある野付半島を見学して今回の目玉養老牛温泉に向かいました。知床峠では羅臼岳の麓に広がる赤や黄色に色づいた樹林が楽しめ、バスの車窓からですがエゾ鹿を何度も見ることができましたし、短い時間でしたがヒグマの子供が熊笹の茂みに駆け込む姿も見ました。温泉に向かう道は再び雨でしたが、道の両側は何処までも続く牧草地で、晴れていれば広大な北海道を感じられる景色だろうと思いました。
養老牛温泉は旅館が数件しかないひなびた温泉ですが、僕達の泊まった旅館は渓流沿いの露天風呂から盛りの紅葉を楽しみながらゆっくり湯につかれるのが最高でした。小じんまりとした旅館ならではの温かいもてなしが行き届き料理も美味しかったです。
旅館のおやじさんの話のとおり夕方暗くなる頃、現在日本に200羽ほどしか棲息していない羽を広げると2mくらいになるというシマフクロが川辺で養殖していヤマメを捕りにやってきました。驚かさないように照明を落としているので写真は撮れませんでしたが、20分ぐらい時々首を動かしジッとして、やおら水面にハネを広げ大きなヤマメを足に捕まえて飛び立って行きました。
最終日の朝はまたかなりの雨でした。早朝まだ薄暗い中、傘を借りて周辺を散歩しようと思ったのですが、旅館の人に「熊に気をつけてください」と声を掛けられ街灯の灯る表の通りを少しだけ歩いただけで戻りました。薄暗い中でも雨に濡れた木々が紅葉しているのがきれいでした。
旅館の人たちに笑顔で送られ釧路湿原を走る観光列車ノロッコ号に乗るため釧路駅に向かいます。旅館を出ると間もなく雲が切れ陽が射してきました。釧路湿原は日本の湿原の約60%の面積を占める広大な湿原で今は草花を楽しむ季節は過ぎましたが、6,7月頃はきっと素敵な景色だろうと想像できました。標茶駅で下車し摩周湖に行きました。朝の天気では絶対無理だろうと思っていましたが多少モヤはかかっているものの摩周湖もしっかり見ることができました。
今回の旅行は絶妙のタイミングで天候にめぐまれ、素晴らしい紅葉の景色、いい湯、温かいもてなし、と実に良い旅が満喫できました。