ロビンズ・ネスト (オスカー・ピーターソン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

 

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Robbin's Nest
作詞・作曲:Illinois Jacquet/Sir Charles Thompson
イリノイ・ジャケーやチャールス・トンプソンの演奏はもちろん素敵ですが、お気に入りには演奏者不明のメロディが時々プツンと切れながらそれでいてよくスイングするピアノ演奏ものと、この「Girl Talk」のオスカー・ピーターソンのものしか入っていないので取敢えずピーターソンのものをアップします。
とてもきれいな良い曲です。早世したバンド仲間のアルト・サックスN君が好んで吹いた曲です。彼は早めのミディアムテンポで吹いていましたが、彼を偲ぶには、ゆったりとしたテンポで演奏する、カウント・ベイシーやクロード・ソーンヒルのものの方が相応しいかも知れません。

ROBBINS NEST Piano Solo by Oscar Peterson 1949

 


大好きな曲、しかもフランク・ウェスがフルートでテーマを吹くという絶好のお膳立てで期待しましたが、テンポが中途半端なのか、だらだらと長い(15分以上)やや締まりの無い出来に思えます。コルトレーンとポール・クインシェット二人のテナーを配した意味が良く分りません。アドリブ・パートを思い切り短縮するなどでせめて半分くらいの演奏時間にした方がよかったのではないかと思います。
しかし、この曲をフルートでやるという試みは大いに評価したいと思います。

John Coltrane & Frank Wess