アイ・ウォント・トゥ・ビー・ハッピー (チコ・ハミルトン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

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I want to be happy
作曲:ビンセント・ユーマンス
バディ・コレット(fl,as,ts,cl)、フレッド・カッツ(cello)、ジム・ホール(g)、カーソン・スミス(b)などを配したチコ・ハミルトン五重奏団の’55年作「ブルー・サンズ」の中の一曲。
ニュー・ポート・ジャズ・フェスティバルの記録映画「真夏の夜のジャズ」という映画が大学時代に封切られました。色々なミュージッシャンが登場したはずですが、はっきり覚えているのは、海に浮かぶ白いヨット、つば広の帽子をかぶったアニタ・オデイと、このチコ・ハミルトンのブルー・サンズの練習風景だけです。
この曲「アイ・ウォント・トゥ・ビー・ハッピー」は、カーソン・スミスのベースに続いてフレッド・カッツの早いボウイングによるチェロのイントロ、バディ・コレットのフルートが鳴り出すと、ブラインド・テストでも間違いなく当てられるチコ・ハミルトンのサウンドになります。もっともピアノ・レスでチェロとフルートといえばこのグループ以外には聴いたことありませんから、間違えるはずはありませんね。