グリーン・ドルフィン・ストリート (ウィントン・ケリー) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

 

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Green Dolhpin Street
僕としては、本当は頭にOnがついた方が落着くのですが、最近は殆どOn抜きの方が一般的なのでそれに倣います。そう云えば、Round Midnight も始めの頃はちゃんと Round About Midnight と言ってたように思いますが、いつの間にかAbout が抜けたものが通り相場になってしまいました。
ま、そんなことはどうでも良いですが、この曲、とても幻想的で美しいメロディで、沢山のミュージシャンに取り上げられています。しかし僕としてはこの「ケリー・ブルー」の中のポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(dr)とのトリオのものに敵うものは無いと断言します(すみません、全く好みの問題ですから軽く聞き流してください)。エヴァンス、デイビス、ピーターソン、デューク・ピアソン、デューク・ジョーダンなどいずれもイントロの切れで遅れを取ります。この曲はあくまで軽く、それでいて夢見るように演って欲しいのです。ガーランドがやや近い線ですが、肝心のメロディーに飾りがつき過ぎでやはりイマイチです。
このアルバムは高校時代から終始一貫して僕のお気に入りベスト5から外れたことがない風雪を共にしたかけがえの無い友達です。