
【身長わずか9センチ。森の奥で暮らす彼女たちは、とっても小さいのです。ハクメイとミコチ――緑深き森で暮らしている、小さなふたりの女の子。木の洞(うろ)に家を造ったり、葉っぱを傘にしたり、昆虫や鳥の背に乗ったり……身長9センチメートルなら、そんな事も出来るのです。愉快で穏やかな、森の日常劇!(Amazon商品紹介より)】
たまにYouTubeで流れてくる動画で「絵の上手い漫画家」みたいなものがあって、その中で紹介されていて知った作品です。
2012年から連載開始されて今も連載中のようです。2018年にアニメ化もされてるようです。
とにかく絵が上手いですね。樫木さんはアナログでペン入れされてるようなんですが、その緻密な描き込みには感嘆しますね。主人公の2人は森の中の家に住んでるんで森のシーンが多く出てくるんですが、その植物の葉っぱの1枚1枚まで丁寧に描き込まれています。
最近は写真を取り込んでペン画風に加工する作家が増えてきてるんですが、アナログでここまで描き込む作家は珍しいんじゃないでしょうか。
もちろんキャラクターや動物などの描写もすごく上手くてセンスありますね。
ストーリーは1話完結の形式なんですが、1話1話のクオリティも高いですね。連載開始から13年で単行本13巻なんで多分月刊連載だと思うんですが、この濃密な内容だと1本制作するのにひと月はかかるでしょうね。
まだ1巻しか持ってないんですが、おいおい揃えていきたいと思います。


