NYの暮し 雨と郊外電車メトロノース | N式お気楽ライフ

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マンハッタンから車で40分程北にある我が家のあたりには電車でも行かれます。
観光名所としても有名なボサール様式の壮麗なグランドセントラル駅が発着場。

日本の電車とはいろいろ違いがあります。

駅に改札口は無くて、電車の中で車掌さんが回ってきて切符を切ります。
切符はグランドセントラル駅以外では自動販売機、ネット、もしくは車内で車掌さんから買います。

車掌さんA「わっ!これ切ったのどんな人だった?」
私「えー?覚えてないけど…なぜ?」
車掌さん「いや〜、ほら僕とハサミの模様が同じだからね。初めてだよ!誰だろう…?」

10回回数券の裏側。乗る毎に2つづつハサミが入りますが、ハサミの模様がみんな違います。

こんな具合のやりとりも起るちょっとレトロな列車模様です。
「ハイテク都市ニューヨーク」は意外と人との触れ合いが多い街です。

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さて、今日は我が家の駅までもう少しというところで車内でアナウンス。
「雨が降ります。○○駅は先頭4両が屋根のあるところに着きます。降りる方は急いで前方車両に移動した方が良いですよ。」

ありゃ、こんなの初めて聞いたな…
でも最後尾に飛び乗ったので前までは相当あります。このまま降りるか…

降りると本当にポツリポツリとやってきました。
ホームを走る間、車掌さんが窓から顔を覗かせ、急ぐ客を励ましてくれます。

跨線橋を渡る頃は雷鳴と稲光、屋根に叩きつける雨でもの凄い有様になりました。

叩きつける雨。

みんな階段から一歩も外に出られません。
止むまでレストランで夕食でも食べたいところですが、通りを渡る事も出来ない土砂降りです。

私「あれ?傘を持っているのに何故行かないの?」
紳士「いや〜、この前こんな土砂降りの中を帰ったらズボンの上の方までずぶ濡れになっちゃって… 止むまで待った方が良いよ。」

こうして待つ事20分、遂に小雨になりました。
紳士「これなら大丈夫。車まで傘で一緒に送って行こうか?」
私「ありがとう、でももう大丈夫そう。」
紳士「じゃあね、良い夜を!」
私「あなたもね。」

家に着く頃には三日月が輝いていました。
すっかり涼しくなり、のんびりとした良い夜です。