「不登校も特別支援学級もない 同じ教室で一緒に学ぶ ふつうの公立小学校の みんなが笑顔になる挑戦」を描いた映画『みんなの学校』
先日、昨年3月に退職され、現在全国に引っ張りだこの木村校長の講演会に行って来ました。
映画化にまつわる秘話や出演した子供たちの現在を交え、学校教育の現状、本当に必要な教育とは・・・など公演時間いっぱいに熱弁して下さいました。
本当に教育が必要なのはどちらでしょう?
先生が『行くよ~』と声を掛け、ついてくるほとんどの子供。
ついてこない一人の子供。
世間ではついてくる子が〇とされ、
ついてこない子が☓とされる。
先生にとっては、ついてこない子をどうやったら(言ったら)
自分のいうことを聞かせられるか、が重要事項となる。
さて、ついてくる子が本当に〇でしょうか?
ついていかない子が×でしょうか?
本当に教育が必要なのはどちらでしょう?
先生にとって、自分の言う事を聞く子はいい子。
聞かない子は問題とされる。
先生じゃなくてもそうだ。
どうして聞かないんだろう?
どうやったら私のいうことを聞くのだろう?
「分かりましたか?」と聞けば「分かりました」と言わせなければいけない。
同じことができる子を育てる。本当にそれがだいじなのだろうか?
木村校長は、邪魔する子、困らせる子、変わった子は
たくさんの学びを教えてくれる宝という。
こういう子を育てないかん。
こういう子たちが国際社会に出ていくリーダー。