娘が小学校の6年生の時
友達と一緒に帰ってきて
猫を助けてほしいと訴えました。
猫は子猫で
体の半分はネバネバの粘着物で覆われていました。
友達の家はたくさん犬を飼っていて
猫を保護するのは無理でした。
このお願いを断わるのは
無理だと思いました。
「猫は弱ってるし、助かるかどうかはわからないよ。」
さっそく、仕事中の旦那に連絡して、
事情を説明して飼っていいか聞きました。
冷蔵庫にあった生鮭を蒸して
あげると空腹だったようで
ガツガツ食べました。
が後でおなかを下しました。
旦那がキャットフードを買って帰ってきました。
猫の名前をどうするか聞くと
「猫の名前はたまに決まってる。」
そうでした。
粘着物を落とすのは色々苦労しました。
普通に洗ってもダメで
油で洗って
あとは少しづつハサミで切ったり
毛が生えそろってみると
拾ってきたにしては美しい猫でした。
我が家にきて10年ぐらいたちますが
たまは私がソファに座ると
膝に乗ってくる甘えん坊さんです。