「火の中のきはめて熱き火の一つ枕にするがごとく頬もえぬ」

「恋をしていたづらになる命より髪の落つるは惜しくこそあれ」   

「しろがねの燭台ひとつ中に立ちしめやかなるは三十路のこころ」

与謝野晶子